スクープ ポルシェ新型911(992型) PHEV投入、外寸やや拡大

公開 : 2018.06.12 11:50  更新 : 2018.06.14 11:45

カレラでも390ps程度に

現行のターボ付き3.0ℓフラット6エンジンは引き続きカレラとカレラSに搭載される。パフォーマンスとCO2排出量を改善すべくいくつかの変更が加えられているようだ。たとえば、ターボのジオメトリー変更や、新しい微粒子フィルターの追加などが挙げられる。

カレラでは、最高出力は390ps前後まで20ps程度引き上げられる。ターボのブーストアップや細かな変更により、カレラSは450ps前後へと30ps程度の増強だ。どちらのユニットも重量の最適化が行われているが、実際の軽量化は限定的なものだろう。

新型911がボクスターやケイマンと同じ2.5ℓフラット4を採用するとのうわさもあったが、これはポルシェによって否定された。すなわち、1.6ℓの4気筒エンジンが搭載された912(1965年-1969年)の再来は無いということだ。1975年と76年にも912Eと呼ばれるモデルに2.0ℓエンジンが搭載されていた時期があった。

この8世代目は自然吸気エンジンがラインナップされない初めての911となるかもしれない。次期型GT3が過給機付きになるかどうか公式な発表はなされていないが、ポルシェ・モータースポーツの内部筋によれば911ターボの3.8ℓツインターボを改良したものが使われるようだ。

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