ヴォグゾール-オペル、黒字回復 PSAによる買収で 99年以来

2018.07.26

サマリー

PSAグループは、2018年上半期の決算においてヴォグゾールとオペルがGMからの買収以来初めての黒字を記録したと発表しました。これはPSAによるコスト削減や、最近の新型車の好調な売れ行きによる成果とみられています。

長年の赤字から脱却

ヴォグゾール-オペルはGMからPSAの傘下に入って以来初めての黒字を記録した。

PSAの決算報告によれば、この2ブランドは2018年上半期において5億200万ユーロ(653億円)の黒字を記録した。GM傘下として最後の年であった2016年には2億5700万ドル(286億円)の赤字であった。

PSAのカルロス・タベアスが打ち立てたコスト削減計画による成果が大きい。これによれば、2020年までに営業利益率2%を達成することができるという。インシグニア・グランド・スポーツやグランドランドXなどの売り上げが欧州で好調なこともその要因だ。

プジョー、シトロエン、DSなどを傘下に置くPSAグループは、2017年11月にヴォグゾール-オペルをGMから19億ポンド(2779億円)で買収した。これによりPSAグループは欧州において17%のシェアを獲得し、フォルクスワーゲングループに次いで2位の規模となった。

この買収により、PSAグループの売り上げは40%増えて386億ユーロ(5兆224億円)、営業利益は48%増えて30億ユーロ(3903億円)となった。

タベアスは先日AUTOCARに対し、ヴォグゾール-オペルは長年の赤字を克服し、「欧州での真の勝者」となる可能性があると語った。2024年をもってGMとの関係を完全に解消し、全車がPSAの2種類のプラットフォームを使用することになる。

 
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