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2018.07.29

インタビュー、本田博俊 ホンダ「無限」創業者 「大きな会社」や電動化への思い

編集部より

本田博俊は父親の創業した会社に残らず、独力でやっていく道を選びました。彼は「無限」を創業し、モータースポーツにも関わってきました。ひとと違うことをするのが好きな男にスティーブ・クロプリーがインタビューする機会を得ました。

もくじ

本田宗一郎の息子との対面
ホンダで働いたことはない
無限を小さなままに
電動化について本田が語る

本田宗一郎の息子との対面

本田博俊は30分遅刻した。われわれは彼が40年以上前に日本で創業した無限モータースポーツの英国本社で会うことになっていたのだが、彼はどこにも見当たらない。

われわれが訪れた無限の英国本社は、ミルトン・ケインズの奥の方にある工業団地の高いフェンスで囲まれた広い一角で、ホンダの看板のあるもっと広い敷地から道を渡ったところにある。正しい順序だろう。1991年に父・宗一郎が亡くなってから、本田がホンダの最大株主だということをわたしは今読んだところだ。

いつもはとても時間に正確なんですが、と彼のスタッフは言う。一方、マン島で1週間にわたり開催されたTTオートバイレースプログラムが終わってから2日しか経っていない(無限の電動バイク神電が今年も優勝した)。だから友人のジョン・マギネスを訪問するためにスケジュールを変更したのかもしれない。TTの電動バイクレースへの怪我からの復帰を誰もが待ち望んでいたオートバイレースのレジェンドだ。

結局、マギネスは出場できなかったが、もうひとりの無限のライダーが平均速度196.05km/hのコースレコードをたたき出した。レースを始めた6年前には160km/hも出せなかったことを思うと驚くべき速さだ。彼を待っている間に仕入れた知識である。そこに謝りながら本田が笑顔で現れ(単なるスケジュールミスだった)、われわれは話を始めた。

 
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