フォルクスワーゲンI.D. R グッドウッドでEV最速に ドライバーの心の中は?

2018.08.05

100字サマリー

パイクスピークでの優勝の興奮が冷めやらぬうちに、フォルクスワーゲンI.D. R パイクスピークはグッドウッドの電動モデル最速レコードを樹立しました。AUTOCARはグッドウッドでデュマに取材を行い、イベントに対する思いをインタビューすることができました。

もくじ

パイクスピーク優勝 グッドウッドでもEV最速
ロマン・デュマへのインタビュー
ロマン・デュマへのインタビュー(その2)

パイクスピーク優勝 グッドウッドでもEV最速

フォルクスワーゲンI.D. R パイクスピークは電動化技術の可能性を表し、内燃機関を搭載するマシンとも対等に戦えることを証明するためのモデルだ。そして、今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードの会場全体に広がる期待は、その目的が十分に達成されたことを示していた。

ロマン・デュマは、先日開催された全長20kmのパイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライムで680psのマシンを操り、驚異的なレコードを打ち立てた。そのため、グッドウッドでも、ニック・ハイドフェルドが19歳で記録した41.6秒のレコードを更新するのではないかという推測がまことしやかにささかれていた。

ハイドフェルドは、1998年のF1でミカ・ハッキネンが優勝を飾ったマクラーレン・メルセデスMP4/13を操り、見事新記録を樹立した。多くの人がこのタイムをEVが破るかもしれないと真剣に考えており、これはI.D. Rをはじめとする電動モデルが、電動化技術への認識を大いに変えてきたことを物語っている。

実をいうと、I.D. R パイクスピークは(少なくとも現在の状態では)ハイドフェルドの記録を破ることはできないと思われていた。搭載された比較的小さなエンジンは20kmのコースでうまく機能するよう設計されたもので、わずか1.87kmの間にエネルギーを爆発させるようにはできていなかったし、大きなリアウイングは高高度でダウンフォースを得るには欠かせない装備だが、グッドウッドの短いコースでは、むしろ邪魔になるだけだった。

結局デュマは、土曜日に43.05秒を記録し、これはジョニー・コッカー操る862psのロラ・デュレイソンB12 69/EV プロトタイプが2013年に樹立した46.34秒を軽々と上回った。

 
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