ジャガー・ランドローバー 99車種投入で全モデル刷新へ 2024年まで

公開 : 2018.08.07 16:10  更新 : 2018.08.07 16:48

NOx低減 コネクティビティも向上

JLRはディーゼルの汚染問題の解消にも努めており、新世代型インジニウムエンジンではNOx排出の98%を無害なガスへと変換する機能を持つ。これは新規制が求めるレベルをはるかに上回っている。すべての新モデルには、3気筒や直6を含む3種類のインジニウムエンジンが搭載される。

今後のガソリンまたはディーゼルエンジンには、電動ターボチャージャーが標準で採用されることになる。これはJLRのエンジンラインナップをダウンサイズすることが狙いだ。V8エンジンは廃止され、高性能な直列6気筒のインジウムエンジンが搭載される。

JLRはコネクティビティにも力を注いでいる。将来的に、すべての車両が24時間体制でインターネットに接続され、ソフトウェアのアップデートが自動で行われるようになる。そして車両の状態がJLRによって監視され、整備が必要な場合オーナーに通知することが可能になるという。

このような新機能を搭載したよりクリーンで高性能なJLR車は、2世代目イヴォークが最初となる。このクルマは11月のロサンゼルス・モーターショーで発表された後、2019年初頭にショールームに並ぶ予定だ。

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