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2018.08.18

「ブラバム」復活の舞台裏 BT62でル・マンに挑むCEO インタビュー

編集部より

ジャック・ブラバムは、F1史上唯一、自身の名を冠したマシンでチャンピオンに輝きました。それから50年以上経った現在、彼の息子であるデイビッド・ブラバムがブラバム家の血を引き継ぐ新型BT62を駆ってル・マンで同じ偉業を成し遂げようとしています。

もくじ

ブラバム BT62開発のきっかけ
耐久レースへの参戦も視野に
ブラバムの闘争心ふたたび
BT62の特徴

ブラバム BT62開発のきっかけ

かつてF1レーサーでル・マン24時間の勝者となったことのあるデイビッド・ブラバムは、先月ブラバム・オートモーティブ社を設立した。その第1号車となるのは税抜き価格100万ポンド(1億4885万円)のサーキット専用BT62だ。彼は、二度とブラバムの名を世に埋もれさせたりしないと宣言している。

デイビッドの父であり、オーストラリア出身の偉大なるレーサーであるジャックが設立したレーシングカー・コンストラクターのブラバムは、1990年代初期にモータースポーツ界から消え去った。

しかし、その名は変わらずひとびとの感情に訴える力を持っていた。それに便乗すべく、一族とは何ら関係のない者がブラバムの名を使用していたので、デイビッドは名称を保護するための法的措置を求めた。彼は2013年にようやく勝訴し、そのころから自身の30年のレースキャリアのあとの人生について考えるようになった。

「わたしたちに残されたこのアイコニックな名前を使って何かすべきだと思ったのです。長くレース界にいたわたしは、プライベーターを存続させ続けることがいかに難しいか、十分に分かっていました。ですから、何か重要なファクターが必要だと感じていたのです」と52歳の彼はいう。

新型BT62こそが、その「何か重要な」アイテムなのだ。ブラバムは、限定70台生産のこのサーキット専用車の成功を基盤にして、レーシング・プログラムや完全な公道仕様バージョンを提供したいという夢を描いている。

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