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2018.08.19

オフローダーを「自社流」に カスタムではなく「作り直し」 アフザル・カーン訪問

チェルシー・トラックのフライング・ハンツマン6×6は?

クルマの全長は6×6の第3の車軸によって880mm長くなっているので、街乗りには注意が必要だ。ごついオフロードタイヤに惑わされてはいけない。街中を離れたこのクルマに最もふさわしい環境でこの6×6を見ることなどほとんどないのだから。ブティックオフローダーの世界へようこそ!

チェルシー・トラック・カンパニーの6輪ディフェンダーの価格は14万9995ポンド(2190万円)からとなっている(この会社のクルマがすべてお手頃価格という訳ではないようだ)。クルマの製作には最大8カ月かかる。一番後ろのホイールは、路面が非常に滑りやすくかつ65km/h以下の場合にのみ駆動力がかかる。したがって晴れた西ロンドンでの試乗では、単なる四輪駆動だったことになる。

キャビンのほとんどすべての表面はソフトなタッチの明るい赤のレザーでしっかりと覆われている。キルト風のルーフライニング、贅沢なバケットシート、それにレザーで覆われたダッシュボードによって、ディフェンダーはユーティリティビークルというよりまるでラグジュアリーカーのようだ。その長大なホイールベースにもかかわらず、キャビンのリアはとても狭い。まあ、荷物などすべて荷台に放り込めば良いのだが。

エンジンはノーマルの2.2ℓディーゼルだから、この6×6はそんなに速いクルマではない。実際、1速で走り出すときには床までアクセルを踏み込む必要がある。オプションの6.2ℓガソリンV8ならば、もちろんそんなことなない。

ステアリングはあいまいでスローだ。英国の素晴らしいでこぼこ道では、伝わってくる振動も相当なものである。この点では標準のディフェンダーそのものだ。ドライブフィールはあまり洗練されていないが、路上での6×6の存在感に疑問の余地はない。スーパーカーの国では、この尋常ならざるマシンは陸の王者である。

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