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2018.08.25

もしもあのクルマにご先祖様があったなら 11台をイラストで予想 

1960年型アルファ・ロメオ・ジーナ(アルファ・ロメオ・ミトのご先祖様)

技術的には、実現が難しいクルマだったはずだ。60年代のアルファ・ロメオは、FRのスポーティセダンやスポーツカーばかりを造るメーカーだったのだから。アルファのエンジニアたちは、そのメカニズムをフィアット500並みのサイズに凝縮し、4座コンパクトカーに仕立てることはできなかっただろう。一方で1959年には、アレック・イシゴニスがミニを生み出している。きわめて小さく、しかし俊敏で走りが楽しいクルマをだ。最適解はそこにあった。駆動輪を前に持ってくるだけだったのだ。

もしもイノチェンティではなく、アルファが英国製メカニズムをベースに、お得意のツインカムヘッドでエンジンをグレードアップし、ジュリエッタの顔付きやジュリアのボディラインを引き写したコンパクトカーを造っていたら。車名はイタリアの女性に見られる短いもの、そう、ジーナなんてどうだろうか。きっと、500とシェアを奪い合ったに違いない。

しかし、現実にはそうならなかった。アルファの販売は低迷し、1986年にはついにフィアットの軍門に降る。やがて、アルファ名義の小型車が誕生するが、それは残念ながらグランデプントのプラットフォームをベースに、アルファの要素を盛り込んだだけのクルマだった。その名は、ミトという。

 
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