ランドローバーSVO 赤十字仕様ディスカバリー製作 ドローンなど搭載

公開 : 2018.10.02 17:40

ランドローバーの特別車両製作チーム(SVO)は、オーストリア赤十字向けの専用ディスカバリーを製作し寄贈しました。JLRは赤十字と長きにわたる協力関係にあります。今回の車両は移動指揮所機能を持ち、専用ドローンなども搭載するとのことです。

オーストリア赤十字との協力

ランドローバーのスペシャル・ビークル・オペレーションズ(SVO)は、ディスカバリーの赤十字仕様を製作した。

この特注車両は、JLRとオーストリア赤十字の18カ月にわたる協力の成果だという。この車両は移動指揮所としての機能を持ち専用の通信システムや特別なドローンを搭載する。

この専用ディスカバリーには3.0ℓのTD6エンジンが搭載され、オーストリア赤十字による救援活動に使用される。緊急時の連携体制確保のため4基のラジオアンテナや360°の照明などが取りつけられた。

車内に搭載される8ローターのドローンは長距離赤外線カメラが装備され、440m先の人間を発見することが可能だ。

ランドローバーは国際赤十字赤新月社連盟と長期にわたる関係を持っている。1954年にドバイの砂漠用の車両を提供して以来、JLRは120台以上の車両を寄贈してきた。

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