90年代生まれ、いま手に入れるべきあのクルマ 定番から意外な選択まで その1

公開 : 2018.10.20 07:40  更新 : 2021.02.17 17:44

番外編:90年代生まれのクラシック候補 どう選ぶ?

まさに、多くがその答えを探している。どの90年代モデルが真のクラシックモデルになり得るのか? まず、クラシックカーになるにはある種の影響力が必要だろう。90年代生まれの多くが比較的平凡なモデルだったということが、回答をより難しくしている。

一方で、例えばプジョー406クーペや、見事なルックスのアルファ・ロメオGTVといったような例外ももちろん存在する。さらに、希少性もポイントであり、廃車スキームによって、90年代生まれの多くが早すぎる終わりを迎えることを考えると、かつては街中に溢れていたようなクルマも、驚くほど希少なモデルになる可能性がある。

さらに、未来のクラシックモデルには熱心なファンも必要であり、こうした候補に対して、どういった議論が交わされているかをチェックするにはPistonHeadsやオーナーズクラブのオンラインフォーラムも覗いておいた方がいい。フォードの車両には常に熱狂的なファンがおり、ピューマのようなモデルであれば神格化される可能性は高いと言える。

将来的なクラシックモデルを見分けるひとつのコツは、自分自身が若いころに憧れを抱いたモデルかどうかという点も重要だ。強く惹きつける何かを持ったモデルこそが、数年後、多くが追い求めるクラシックモデルになる可能性が高い。

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