自動車史で最後を飾ったクルマ 前編 MTのフェラーリ、空冷ポルシェ ほか

公開 : 2018.10.20 06:10  更新 : 2019.05.04 13:03


米国でカセットデッキを搭載していたクルマ:レクサスSC(2010年)

米国で販売されていた中で、最後までカセットテープ・デッキが選べたクルマは、プラスチック製のホイールキャップに布製のシートが付くような、安価なモデルではなかった。 それは、2010年のレクサスSC430。日本のメーカーがメルセデス・ベンツSLに対抗するために生み出した、高価で堂々としたコンバーチブルだ。

レクサスは2010年以降、カセットテープ・デッキの供給も止めている。ニューヨーク・タイムズは2011年に、もはやカセットテープ・デッキを搭載するクルマが、オプションとしてもなくなったと、報じたほど。

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