マクラーレンMP4-12C 「雲の上」ではない? (比較的)お買い得 試乗

2018.12.22

番外編1:故障はつきもの?

「12Cでは8万km以上走っているはずです」と語るのは本文中でもご紹介したマクラーレンのスペシャリスト、アラステア・ボルス。

「でも、壊れたところはなかったですね。いちばんありがちな『不具合』はダッシュボードの警告灯がつくことですね。心臓が止まりそうになりますがまずは落ちついて、クルマを停めたら外に出てドアをロックして3分待ちます。10回中9回はそれで直ります」

ギアボックスのシールにも問題があるが、そういう個体はすでに症状が出ているはずだというのが彼の見立てだ。その際、アセンブリ交換となれば1万5000ポンド(214万円)以上が飛ぶことになるが、遠くない将来修理可能になるという見通しもあり、そうなればもっと安価ですむだろう。


またボルスは、12Cの非常に精巧な油圧式関連懸架も基本的に丈夫だと力説する。最悪の事態といっても、せいぜいアキュムレーターが壊れる程度だとも。「でも一式交換したところでせいぜい1800ポンド(25万7000円)ですからね。修理というより整備だと考えています」

だとしても、延長保証の費用には気をつけたい。根本的に一品もののクルマで在庫部品というものもほとんど無いので、それに応じて費用も変わってくる。

いまのところ市中の認証整備工場はないので、整備はすべてディーラーで受けることになる。だから、整備記録が1枚抜けているとか点検の間隔がちょっと長いのを見つけても、さほど神経質にはならなくていいだろう。

 
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