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2018.12.29

ポルシェ944の中古車、評価は? 価格/燃費/維持費/故障ポイント調査

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ナッシュ・ハンター(旧車レストアラー)

「2005年に購入した最初の944に手を入れて走らせていたところ、他の944オーナーからも修理を頼まれました。直ぐにビジネスとしてのレストアを開始したのですが、後悔はありません。長い間、944は不当に評価され、ほんの5年前には底値の状態でした。時には新品のクラッチ(800ポンド)よりも安かったくらいですが、現在ではそれなりの状態の車両を購入するには8000ポンド(116万円)、本当にコンディション良好な個体には1万4000ポンド(202万円)以上の価格がついています。このクルマを探している誰もがターボか、ターボが見つからなければS2を欲しがっています。個人的なお気に入りはパワステ無しの1983年式944です。非常に牧歌的なフィールですが、濃密な路面との繋がりを感じさせてくれます」

知っておくべきこと

ポルシェディーラーでは純正部品を扱っており、すべてのパーツが入手可能なだけでなく、多くはアフターマーケット品よりも安価に手に入れることができる。しかし、サプライヤーの変更に伴い価格は上昇傾向にあり、購入前には事前の調査が必要だろう。

いくら払うべき?

4000~6950ポンド(58~100万円)

1985年の改良を挟む163ps、2.5ℓエンジンを積んだ走行距離21万km以上の車両が候補だ。

7000~8995ポンド(101~129万円)

1989年登場の211psを発揮する3.0ℓエンジンを積んだ、走行距離18万km前後のS2初期モデルが購入対象となる。

9000~1万995ポンド(130~158万円)

走行距離を重ねた3.0ℓエンジン搭載のS2と12万km程度の2.5が候補だが、多くは怪しげな車歴の個体となる

1万1000~1万2995ポンド(159~187万円)

3.0ℓエンジンのS2が多く見つかるが、走行距離16万km程度でコンディション良好な87年式の190ps/2.7ℓエンジンを積むSが1万2000ポンド(173万円)で見つかった。

1万3000~1万4995ポンド(188~217万円)

低走行な2.5を何台かと、走行距離11万8000kmの87年式ターボ、同じく走行距離16万1000kmの89年式3.0 S2コンバーチブルを、それぞれ1万5000ポンド(217万円)で見つけることができた。

掘り出し物を発見

ポルシェ944 2.5、1986年登録、走行距離21万km、3500ポンド(51万円)


完全なメンテナンス履歴付きとされているが、多くの944同様、最後にメンテナンスを受けたのは、5年前のことであり、その後はガレージに仕舞い込まれていた。錆はないもののMOT(英国車検制度)にはディスクとハブが原因で不合格となっている。個人の売り主だが、メンテナンスとこうした部品の交換を行ったうえで、1年間のMOTを付けて販売するとのことだ。

ご存知だっただろうか?

ポルシェは924のプラットフォームをベースに944を開発した。944がそのモデルライフを終えた時、パーツの20%がそのまま後継モデルの968へと受け継がれている。

 
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