「GT」ほんとうに名乗れるクルマは 元祖GTからトンデモGTまでジャッジ 前編

公開 : 2019.02.16 06:10

マセラティ 3500 GT(1957年)

A6をデビューさせた後、マセラティは自社の製品により分かり易いモデル名を与えるようになった。

1957年発表の3500 GTは3500ccの直列6気筒エンジンを積み、グランドツアラーというコンセプトを完ぺきに体現したモデルであり、1959年発売の5000GTもこの法則に則ったモデル名を与えられていた。

その後、マセラティはこうした数字とアルファベットの組み合わせによる名称を止め、ギブリやミストラル、セブリングにクアトロポルテといったモデル名を採用するようになったが、1998年から2002年にかけて生産された3200 GTで、久しぶりにマセラティにGTの名が帰ってきている。

2018年現在、マセラティではクーペのグランツーリスモで、グレードのひとつとしてGTSを名乗っており、この名はレヴァンテとクアトロポルテでも使用されている。


判定:合格
注:写真は3500 GT ヴィグナーレ

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