ル・マンを闘ったフェラーリF40LM、新記録で落札 RMサザビーズ・パリ・オークション

公開 : 2019.02.19 07:10  更新 : 2020.12.08 18:39

F40としての最高落札額を記録

1997年からBPRグローバルGTシリーズは FIA GT選手権に発展的解消となり、マシンもGT1規定のマシンで競われることから、F40LMは1996年をもってサーキットから姿を消すことになる。

現役を引退したC/N:74045はコレクターが譲り受け、その後数人を経て2008年に現オーナーが手に入れた。現在はワイド・リアウイングを備える1996年の姿とカラーリングを保ち、昨年各部の手直しが行われ、オリジナルのギアボックスとスペアホイールが付属する。

オークションではF40ファミリーの中で国際レースで結果を残した数少ないマシンであることと、素晴らしいレーシング・ヒストリーを持つことから入札がヒートし、最終的にF40の新記録となる484.25万ユーロ/6億532万円で決着がついた。

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