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英国で、ホンダの工場閉鎖が報じられた日

2019.02.22

100字サマリー

何の正式な発表もないまま、ホンダ・イギリス工場の従業員たちは、メディアを通じて閉鎖の可能性を知りました。英国の自動産業に「衝撃」が走った日について、現地の記者が伝えます。

「ホンダから何の言葉もありません」

ホンダが英国スウィンドン工場の閉鎖を検討しているというニュースは、八郷社長が日本で記者発表を行う前日にリークされた。

その時、従業員の2つのグループは帰宅し、ほかの2つのグループは仕事を続けた。それから一夜明けた19日、勤務中のシフトはこの衝撃的な発表に対処するため、自宅に戻される。しかし、前日の晩にはすべてのメジャーなウェブサイト、すべての新聞が本件について熱狂的に報じていた。

中にはクルマの窓越しにインタビューに応じる者もいた。ラジオで話す者もいた。2021年に工場を閉鎖するという計画について尋ねられたすべての従業員が同じことを語った。

「わたしたちは何も知りません。ホンダはわたし達に何も言っていません。あなた達の方がご存じでしょう」

ただ困惑し、落ち着かない様子で、自分たちより確かに詳しく知っているリポーターの話を聞くだけ……。リポーターは彼らに閉鎖が検討されている詳しい理由を述べ、生活や家族の将来に対する影響を質問した。

明らかになったのは、誠実な会社であるはずのホンダから、従業員に対しても、労働組合に対しても、その時点ではなんの言葉も告げられていないということだった。この驚きの計画について正式な発表があったのは19日の午前8時。もはや驚く人は誰もなく、ただ現実を直視するのみだった。

 
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