ポルシェ博士の曾孫が創立 ピエヒ・オートモーティブ、電動スポーツ発表へ

公開 : 2019.02.25 18:10

航続距離は500kmを目標

マーク・ゼロのバッテリーは、社名が公表されていない中国とドイツのジョイント・ベンチャーから供給を受けている。

この会社は「これまで自動車業界にかかわったことはない」とのこと。そのバッテリー・セルは非常に熱効率に優れ、水冷ではなく空冷が可能で、急速に充電できるという。

マーク・ゼロの航続距離はWLTPテストサイクルで500kmを目標値としている。車両重量は「1800kg以下」。比較のために挙げると、電動ハイパーカーのリマックC_Twoは1950kgだ。動力性能に関する数字はピエヒからまだ明らかにされていない。

マーク・ゼロのエンジニアが誰なのかは不明だが、デザイン・スケッチにはポルシェのペーター・ヴァルガによるサインがある。ピエヒの出資元も明かされていない。

このレトロ・モダンなクーペに続き、ピエヒはセダンやSUVもラインアップに加えることを計画しているようだ。

さらなる詳細は、3月7日にジュネーブで行われるプレス・カンファレンスで明らかになる予定だ。

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