水素燃料電池車(FCV)、EVの陰に隠れがち? 再び注目あつめるワケ

公開 : 2019.03.02 18:50

新車補助金改革には疑問も

2018年11月、英国運輸省はプラグインハイブリッド車への助成金を撤廃し、バッテリー式EVに対しても1000ポンド(14万円)減額して3500ポンド(50万円)とした。

公式な理由としてはこの助成金は「電動車の市場を切り開くことが目的でした。すでに10万台のハイブリッド車投入に成功しており、今後はゼロエミッションに焦点を当てるときです」とのことだ。しかし、これはEVの助成金も減額されたことの説明にはなっていない。

この議論をさらに過熱させる要因として、助成金が必要となるような新技術は普及しないだろうと考えるひとと、EVが数の経済の恩恵を受け値下がりするまでは支援が必要だと考えるひとが存在するという点があげられる。

いずれにしても、これは助成金が廃止されてから今後2年間の動向を観察することで明らかになるだろう。

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