新技術ことはじめ 真のパイオニア vs 世間が考えるパイオニア 目指すは名誉回復

2019.03.03

サマリー

自動車世界ではさまざまな新技術が登場していますが、いまでは当たり前となった数々のテクノロジーにも、当然パイオニアと呼ぶべきモデルが存在します。一方で、ひとびとの記憶に残っているのは、より成功したモデルであり、真のパイオニアではない場合が多いようです。

チャーチルの名言 自動車世界にも通用

ウィンストン・チャーチルの名言に「わたしが歴史を書くのだから、歴史はわたしに味方するだろう」というものがある。そして、まさに彼の言う通りになったのだから、この言葉を疑う余地はない。

チャーチルの偉大さを認めないものなどほとんどいないだろうが、それでも、もし、彼の奮闘にもかかわらず、欧州中を荒れ狂っていたファシズムの嵐をくい止めることができていなければ、こんにちの彼に対する評価も違ったものになっていただろう。

歴史とは勝者によって書かれるものであり、もしわたしの言うことが信じられないのであれば、学校の歴史の授業で、どれほど敗れた戦いのことを学んだかを思い出してみて頂きたい。決して多くはないはずだ。

これは自動車世界にもあてはまる。われわれが思い出すクルマの多くが、もっとも成功したモデルであり、それは決して、もっとも画期的なモデルだったわけではないのだ。そうしたクルマの多くが、真のパイオニアの失敗に学び、その経験を活かして歴史に名を遺すことになった一方で、真のパイオニアたちは顧みられることもなく、歴史の闇に沈んでいる。

今回は、そんな歴史に埋もれたパイオニアたちの名誉を少しでも回復すべく、10台の真のパイオニアモデルと、世間が考えるパイオニアとをご紹介しよう。

 
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