自動車業界の行く末は EVに課税? アーキテクチャ共有の是非

2019.03.03

コンポーネンツ共有の意義は

シトロエン、DS、オペル/ヴォグゾール、プジョーを抱えるPSAグループは最近新たなプラットフォームを発表した。昨年後半に登場した「マルチ・エナジー」のコモン・モジュラー・プラットフォーム(CMP)とそのEV用派生型であるeCMPだ。この直後にはフォルクスワーゲンもEV用のMEBプラットフォームを発表している。

モジュラー・プラットフォームはここ最近主流となっている。これは複数の車種の生産を容易かつ迅速にし、規模の経済による恩恵をうけるためだ。これにより、メーカーはより採算性を高めることができ、顧客は先進技術を搭載したクルマをより安価に購入することができる。

モジュラー・プラットフォームはレゴのような標準キットともいえる。同じ部品を使用しながらも組み合わせを変えることによってバリエーションを増やすことができるのだ。

「プラットフォーム」は決まったシャシーの上に異なるボディを被せるといった概念だが、「アーキテクチャ」といえば根幹部分は共有しながらもその細部は異なっている。

これによりFペースやヴェラールなどのようなSUVからXEのような小さめのサルーンまでを網羅することができる。

モジュラー型のアーキテクチャやプラットフォームはしばしばすべてのクルマの見た目と走りを同じにしてしまうと捉えられている。しかし、実際にはデザインを向上させるとともに、毎回いちから設計しなおさずに信頼性の高いクルマを作るための効率的な手段なのだ。

 
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