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2019.03.09

自動運転車の歴史 1920年代から現在まで 前編

ジョン・マッカーシーのコンピュータ制御車(1969年)

アメリカのコンピュータサイエンティストであるジョン・マッカーシーは「人工知能」という新語を発明した人物として知られており、彼は未来の自動車はあらかじめ設定された目的地へと向かう自動運転車を予見していた。「コンピュータ制御車」という本の中で、インフラからのインプットを受けずに自動運転を行う自動車を想定した。

「乗客はキーボードで目的地を入力すればよく、あとの運転はすべて車がしてくれるのです」とマッカーシーは説明している。さらに、目的地の変更やレストランでの休憩、緊急事態で急いで向かうなど、目的地を指定する以外にも指令を出すことができるという。

マッカーシーは、このシステムにはふたつのメリットがあるという。ひとつ目は運転がより便利になる点、ふたつ目は運転がより安全になる点だ。この技術により死亡率は80%減少すると予想したが、同時に完全な安全を実現することはできないと語った。かなり理論に偏った話だが、彼の先進的なエッセイは1980年代に行われた多くの実験の基礎になっている。

筑波数理工学研究所につとめる日本の研究者はかなりコンピュータ化されたプロと対応を開発した。ふたつのカメラを利用して道路上の白線を感知し、32km/hで走行することができた。これはマシンビジョン技術の先駆けとなる技術だった。

next page日本 路面認識技術を開発(1977年)

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