中国市場　ジーリーとトヨタが好調　GMはモデル戦略が裏目に

中国の自動車メーカートップ10ランキングで、3位にジャンプアップするなど、ジーリーの2018年は絶好調だった。

その好調の理由の多くは、プレミアムブランドとも言えるLynk&Coの立上げによるところが大きいものの、ジーリーブランドのSUVの人気の高さも忘れるわけにはいかない。

さらに、もうひとつの勝ち組と言えるのがトヨタであり、SUVはいうまでもなく、コンパクトとミッドサイズサルーンが好調だった。

一方、依然として中国で2番目の販売台数は維持しているものの、GMは不人気なSUVや、中国のドライバーがパワー不足を懸念する3気筒エンジン搭載モデルを新たに導入するなど、誤ったモデル戦略で苦境に立たされている。

さらに、PSAでは過去手ごろなモデルに注力し過ぎたこともあり、ラインナップの刷新が急務だ。

すべての画像をみる　全25枚