BMW 2019年は経常利益の減少警戒 電動化/自動運転技術に投資

公開 : 2019.03.25 22:10

2025年までに12台の電動車投入

また、この計画では新型車や新パワートレインの開発に集中する。BMWは今年、全部で20の新型車やマイナーチェンジしたモデルを発表する予定だ。

その中にはプラグイン・ハイブリッドの3シリーズ、7シリーズ、X3、X5が含まれる。電気自動車のミニSEハッチバックも今年中に発売される。続いてBMW iX3が2020年、i4とiNextが2021年に登場する。2025年までに12台の電気自動車が導入される予定だ。

BMWは現在、新しい2種類のフレキシブルなプラットフォームに注力しているところだ。同社によれば、これによって現行のドライブトレインの種類を半分に減らし、「最も需要の高い製品に集中する」ことが可能になるという。

また、利益の少ないモデルを廃止するなど、ラインナップの整理も進められる。3シリーズ・グランツーリスモの後継モデルは用意されないことが分かっている。

BMWのハラルド・クルーガー会長は次のように語っている。「われわれは間違いなく正しい方向に進んでいる。世界トップ・グラスのeモビリティを提供する企業の1つとして、強固な地位を築き上げているところだ」。そして「BMWは将来に向けて進むべき方向を固めている」と付け加えた。

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