新型トヨタRAV4を解説 ガソリン、ハイブリッドの価格/スペック/内装/サイズ

公開 : 2019.04.10 15:10  更新 : 2021.10.11 13:51

新型トヨタRAV4のパワートレイン

新型RAV4のエンジンは171psを発揮する2.0ℓダイナミックフォース・エンジンと名付けられたM20A-FKS直4ユニットがガソリン車に、A25A-FXS型2.5ℓダイナミックフォース・エンジンはハイブリッド・モデルに搭載され、4WDシステム最高出力は222ps(2WDは218ps)となる。

興味深いのは駆動方式で、それぞれにFWDの2輪駆動が用意されるほか、ガソリン車には旧来の固定トルク配分4駆システムを引き継ぐダイナミックトルクコントロール4WDと、前後左右のトルク配分を電気的に制御するダイナミックトルクベクタリングAWDの2種類が存在する。さらにハイブリッド・モデルの4WD車は前輪をエンジンが駆動し、後輪はモーターが受け持つ「E-Four」システムという3種類の4輪駆動システムが用意される。

4WDシステムは「AWD Integrated Managemant/AIM」と名付けられ、駆動力、ブレーキ、ステアリングを統合制御し、マルチテレイン・セレクトやドライブモードの選択によりあらゆる路面で高い操縦安定性と走破性を確保している。

新開発のダイナミックトルクベクタリングAWDは前後トルク配分に加え、後輪トルクを左右独立して制御するとともに、4WD走行が不要と判断した時は後輪へのトルクを切り離して燃費性能を高める「ディスコネクト機構」を備える。このAWDシステムはGグレードのZパッケージとアドベンチャーに設定される。

ハイブリッド・モデルの「E-Four」システムは、前後トルク配分を100:0から最大20:80まで変更可能な新制御により、操縦安定性や悪天候時の安心感も高めた。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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