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2019.04.21

マクラーレンF1チーム 「ふつうではない19歳」ドライバー インタビュー

才能を発揮

それでも、ノリスがレースを戦ったのは、ジュニアフォーミュラの名門と言えるCarlin MotorsportやJosef Kaufmann Racingといった最高のチームであり、彼がこなした数多くのテストも、家族の経済的援助のもとで実現していたということは知っておいても良いだろう。

だが、同じように経済力をバックにF1チームのテストを受けた多くの数多くのドライバーのなかで、ノリスほどの戦績を残しているものは少ないということも事実だ。近年では、公平なレースを実現すべく、ほとんどのジュニアカテゴリーで厳しいレギュレーションが課されるようになっており、才能がなければ、ノリスほどの戦績を納めることは難しい。

彼がマクラーレンの目に留まったのもその才能故であり、2017年にはジュニアドライバーとして契約を結んでいる。

ノリスは、この契約で初めてF1ドライバーになる可能性を信じることが出来たと言う。「それまでは、本当になれるとは思っていませんでした」と彼は言う。「F2時代でさえ、本当にF1に上がれるという100%の自信はありませんでした。つねにどこかに不安があったんです。ですが、マクラーレンと契約して、ハンガリーで初めてF1をテストしたことが大きな転機となりました」


2017年8月、当時17歳だったノリスは、ハンガロリンクを舞台にマクラーレンで初めてのテストに臨んでいる。

ノリスによれば、「F2からF1へのステップというのは、とてつもなく大きい」ものだったと言う。それでも、彼はこのテストで見事な走りを披露してみせ、初日は2番手のラップを記録してテストを終えている。

その後のテストで、ノリスはF1マシンのスピードにも順応し始めた。「テスト終了時点でも、まだF1マシンを非常に速く感じていました」とノリスは言う。「その後数週間を挟んで、ふたたびテストに臨むと多少は普通に感じられるようになりましたが、それでも完全にそのスピードを自分のものにしたわけではありません。慣れはしましたが、いまでも非常に速く感じています」

 
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