ふしぎなモノも? 米国車、ダッシュボード進化の歴史 前編

公開 : 2019.04.29 05:50

フォード・サンダーバード(1983年)

1980年代初頭、フォードにとっての高級化とはハイテク化を意味していたのであり、9代目となるサンダーバードでは、回転計や速度計に電子表示を用いるとともに、リアルタイム燃費や平均速度といった情報も表示可能な複数のグレードを用意していた(そのなかには、なぜか「ヘリテージ」というグレードも含まれていた)。

さらに、上級グレードではマルチファンクション式ステアリングホイールとデジタル表示付きエアコン、さらにはイコライザーを備えたオーディオシステムまで装備されていた。

しかし、残念ながらベルギーのワッフルショップで見たことがあるようなエアベントが、キャビンの高級感を台無しにしていた。

6代目マーキュリー・クーガーはサンダーバードと密接に関連したモデルであり、このクルマのオーナーは同じようなデジタルインテリアを選ぶことができた。

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