VストームWR3（2008年）

アリエル・アトムのガチンコなライバルと言えそうなVストームは、デザイナーのサイモン・キーズにより、アプリリアの二輪用エンジンをミドシップマウントされて生を受けた。中央に座るドライバーは、最小限のボディワークで一応は周囲の環境から保護されるが、その背後に座る2名の同乗者は前からも横からも遮るもののない風雨などにさらされることになる。

現在、DJCスポーツカーズによって製造されるVストームは、スバル・インプレッサのエンジンとギアボックスを搭載。チューニングのノウハウが豊富なボクサーユニットの採用により、その恩恵を存分に享受し、サーキット仕様では400psを超えることも可能だ。

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