ランチア・デルタS4ストラダーレ、1億円超えで落札 RMサザビーズ・オークション

2019.05.05

シャシーナンバー155 デルタS4ストラダーレとは

トイボネンの事故の前からもハイパワーゆえの事故が続いていたこともあり、FIAはグループBによるラリーは1986年をもって終了し、1987年からは量産モデルをベースとしたグループA規定で行われることになり、究極のマシンによる闘いは幕を閉じることになってしまった。

今回RMサザビーズ・エッセン・オークションに出品されたシャシーナンバー155のデルタS4ストラダーレは、新車でイタリアのオーナーにデリバリーされ、後年フランス、ドイツに移るが、再びイタリアに戻るというヒストリーを持つ。

注目したいのは2200kmという走行距離で、30余年のドキュメントが付帯し、2018年には重整備が行われているという完璧なコンディションにあることから、最終的に新記録となる104万ユーロ/1億3208万円で決着がついた。

もともとの生産台数が限られ、当初からコレクターズカーとしてガレージに収まっているものがほとんどで、なかなか売り物件が出ないモデルの代表格といえる。それだけに、以前のオークションで6000万円程度まで上がっていたが、今回は驚きの額で終えたことは愛好家の間で語り継がれるに違いない。

 
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