想像以上の晩成型スーパースター 20選 後編 ランボルギーニ・チータほか

公開 : 2019.05.06 18:50  更新 : 2021.02.02 12:51

メルセデス・ベンツGクラス(1979年)

2018年にフルモデルチェンジを果たしたメルセデス・ベンツGクラスだが、現在ではハイパワーでラグジュアリーな装甲車的なイメージが生まれている。だが1972年に誕生したときは、メルセデス・ベンツではなく、オーストリアのシュタイア・ダイムラー・プフ社が、ランドローバーのようなクルマを目指して計画されたものだった。

設計自体はオフロードを主眼に置かれたもので、オンロード性能も悪くはなく、堅牢で修理もしやすいベーシックな道具のようなクルマが目指された。スタイリングもメルセデス・ベンツが最低10年はモデルチェンジの必要がないように、スタイリッシュなものが与えられていた。

オリジナルのゲレンデワーゲンは1979年にリリースされているが、ベースグレードとして搭載されていたエンジンはわずか72psの4気筒。翻って2019年のいま、2代目が登場し、アメリカ市場では416ps以下のエンジンはラインナップされていないほどの豪腕ぶりとなっている。

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