欧州でスピードリミッター義務化へ 楽しさ半減? 事故は減る?

2019.05.18

懸念はあるが安全性に貢献

それと同時に、ISAシステムに対する懸念も複数挙がっている。例えば、ISAを過信することにより道路状況への注意が散漫になること、そしてISAに非対応の道路で速度超過が悪化することなどだ。またこのシステムがドライバーや他の道路使用者のストレスを高める可能性についても懸念されている。

また、ある研究によればこのシステムが「とても有効」と考えるドライバーは全体のわずか25%にすぎないという。しかし、同じ研究では、このシステムを実際にテストした後では好印象を持つドライバーが多かったと明かされている。

おそらく、ISAは普及度が高まるにつれより多くのひとに受け入れられることになるだろう。ISAは市街地で特に役立つシステムであり、ドライバーは速度制限以外のことにより多くの注意を向けることができるようになるだろう。これは免許を守ることができるとともに、命も守ることにつながるものなのだ。

しかし、もしEUがこのシステムをキャンセル不能なものとするのであれば、その時点でのひとびとの協力度合いや、システム自体の事故抑制に対する効果を確認すべきだろう。

 
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