次期BMW i8(1) 完全電気自動車になる? AUTOCAR予想図

2019.05.23

全固体電池 間に合わず

BMWの完全電動スポーツカーが搭載するバッテリーパックは、中国のバッテリー専門メーカーであるCATLからリチウムイオン・セルの供給を受ける見込みだ。両社は既に、ドイツにあるBMWのディンゴルフィング工場で、iNextの発売に向けバッテリー製造の準備を整えていると発表している。

BMWは米国のソリッド・パワー社と提携し、2017年から全固体電池を自動車に適用するための研究を行っているが、次期型i8に採用を検討できるほど十分に熟成しているとは見做されていないと、ある関係者は言っている。この関係者によれば、研究施設内のシミュレーション・テストでは有望な結果を出しているものの、まだ航続距離として求められる400km以上の性能を実用化できるまでには至っていないとのこと。

i8を完全電気自動車にする計画のさらなる障害はプラットフォームだ。現行i8のプラットフォームは完全電動化にも対応できると言われているものの、そのカーボンファイバー構造部は、ライバルの自動車メーカーが使っている現代的なスケートボード型の設計に比べると、モジュール性に欠ける。

考えられるシナリオの1つは、iNextの市販モデルからプラットフォームを流用して手を加え、次期型i8のベースに使用するというものだ。間もなく登場するiX3やiX4とは異なり、iNextには新たに開発されたアーキテクチャが採用される予定になっている。

続報では、高出力化したハイブリッド・モデルにする案についてお伝えしよう。

 
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