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2019.06.15

道路の白線 どのように描かれる? 英国の道路標示メーカーを取材

編集部より

道路の安全に欠かせない白線やマーキングはただのペイントだと思っているひとも多いでしょう。しかし、熱や摩擦に曝され非常に過酷な環境に耐えうる道路標示を作るのは簡単ではありません。英国でこの業界を支える企業を取材しました。

もくじ

過酷な環境に対応
道路標示の耐久性をテスト
雨天時は施工不可
様々なタイプが存在

過酷な環境に対応

白線、黄線、ランブルストライプ。毎日目にするものだが、これらは想像しうる中でも最も過酷な環境にさらされているのだ。今回取材したのはこうした道路標示を作るメーカー、チェシャーのエルスメア・ポートに本拠をおくハイテックス・インターナショナルだ。

同社でも最も熟練の化学者であるスティーブ(名字は企業秘密らしい)は、その原材料の組み合わせを変えて耐久性をテストしている。ラボの一角にはポータブルの耐摩耗性テスト機が設置されている。道路標示のサンプルをラバーで擦り、耐摩耗性(SRV)を数値化するのだ。例えば白線であればSRV45以上が求められる。

その近くにあるのは昼間および夜間の反射度をテストする装置だ。道路標示はリサイクルガラス由来のビーズにより反射している。そしてほかにも、色落ちのしにくさも重要だ。高速道路の非常駐車帯に施されたオレンジのペイントがすぐに見えなくなっては困るだろう。

「われわれはより紫外線に強い塗料を開発しました」と彼は誇らしげにいう。そのレシピについては聞いていないが、おそらく企業秘密だろう。

 
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