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ディーゼルエンジンの将来 いつまで残る? 小型車は絶望的 希望は大型モデル

2019.06.16

中古車市場も同様 生き残る道はひとつ

中古車市場でも、ディーゼル人気は下がり続けており、次もディーゼルを選ぼうと考えているひとびとの割合は、わずか21%に過ぎず、これは、ハイブリッドやEVを選択肢として挙げたひとびとを、わずか2%上回るだけの状況となっている。

ハイブリッドやEVのユーズド車両がごくわずかに留まる現状は、こうした新しいパワートレインを積んだモデルに対する需要と供給の大きなズレを意味している。

それでも、ガソリンモデルに関しては、その販売はしばらく安泰だろう。ガソリン車を保有する5人にひとりが、次はハイブリッドかEVを選ぶとしているものの、こうした減少分は、現在ディーゼルを所有するオーナーの約3人にひとりがガソリン車に乗り換えることで、相殺されることになる。

さらにディーゼルを苦しめるのは、ますます多くのディーゼル車のオーナーが、このエンジンを次の選択肢として見做さなくなっているということであり、いまや5人にひとりが、ディーゼルを検討対象から外している。

こうした徐々に進むディーゼル離れの原因となっているのが、このエンジンが環境に与える影響と、ディーゼル車の将来的な下取り価格というふたつの懸念だ。

ディーゼルが今後も重要な役割を担うと思われるのは、大型車両だけであり、2.0ℓ以上の排気量を持つ車両のオーナーのうち、半数以上が次もディーゼル車の購入を検討し、1/3はディーゼルエンジンがもっとも可能性の高い選択肢になるとしている。

一方、小型車両に関しては、ディーゼルが生き残る道はなさそうだ。

 
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