次世代型R8に「V10エンジンを残すために戦っている」 アウディ・スポーツ幹部

公開 : 2019.07.02 12:10

鍵は? ランボルギーニとの共有化

AUTOCARでは以前、2022年に登場する見込みの3代目R8が、完全な電気自動車になるとお伝えした。それはアウディのV10エンジンが終焉を迎える可能性が濃厚という意味でもある。

しかし、フォルクスワーゲン・グループの他ブランド、特にランボルギーニでは、このV10エンジンを引き続き使い続けると報じられている。おそらくそれはハイブリッド化される可能性が高い。次期型アウディR8でも、電気自動車となる標準モデルの他に、限定生産モデルとしてV10エンジン搭載バージョンが登場する可能性も考えられる。

ハフマンは次のように語った。「ランボルギーニには自然吸気エンジンが必要です。ランボルギーニのように自然吸気エンジンにこだわるブランドは他にありません」

「われわれアウディ・スポーツは、サンターガタのランボルギーニのひとたちと密接に仕事をしています。V10エンジン搭載のアウディ製スポーツカーを開発する唯一の方法は、開発にかかるコストを両社で分け合い、非常にタフなプラットフォーム戦略を持つことです」

「現行型ランボルギーニ・ウラカンは、R8のプラットフォームをベースにしています。これが、われわれの助けとなります。ランボルギーニと、ポルシェと、そしてVWグループに属するすべてのスポーティなブランドと、開発コストを分担するのです」

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