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2019.07.14

シルバーストン再生 F1イギリスGPは新舗装で 去年の轍は踏まず

ターマック社の舗装 天候も難敵

舗装作業自体は、英国道路ネットワークのほとんどを手掛けるターマック社が担当している。

英国の舗装の酷さに苦笑する前に、ぜひ、地域責任者、リチャード・バインが語るターマック社スタッフが日夜直面する問題にも耳を傾けてみて欲しい。

「シルバーストンでは、完全に自由に作業を行うことができました。他の走行車両を気にする必要がなかったからです」と、彼は言う。

「道路ネットワーク向けに自動舗装技術を開発しようとしていますが、だからと言って、英国の大動脈を閉鎖するわけにはいきません」


「多くの場合、作業は非常に短時間で行います。新たな道路建設であれば、こうした技術を使うでしょうが、通常のメンテナンスでは、既存の路面に適合させる必要があります。路面の状況や、他の車線にも合わせなければなりません。より良くすることは出来ますが、それにも限界があります。正直フラストレーションも感じています」

バインと彼のチームにとって、シルバーストンはまったく異なる環境だった。作業では、既存の路面を撤去し、最新の自動技術を用いて3層の新たな舗装を行っている。

表面のアスファルトは、シルバーストン向けに特別に調合されたハイグリップ路面であり、シュロップシャー州産出の砂利を、ノースロンドンとベドフォードの2カ所にある専用工場で混ぜ合わせたものだ。

「運搬は、毎日75台から150台もの専用車両がローテーションで行っていました」と、バインは説明する。

一旦アスファルトの状態にすると、高温のうちに舗装を行う必要があるため、常に時間との戦いを強いられたが、6月に英国を襲うサマーレインも難敵だった。

 
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