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さまざまな問題を抱える英国のEV充電施設 数だけでなく質も重要

2019.07.15

4分の1近くの充電施設が利用不可とのデータも

理論上では、既にその半数近い充電施設が英国にはあることになる。とはいえ、充電速度の遅い旧式の充電器は交換する必要があるし、地理的な偏りも是正されなければならない(例を挙げると、Zap-Mapのマップによれば現在は充電施設の26%がグレーター・ロンドンに集中しており、ウェールズには3%しかない)。

しかし、公共充電施設は既に多くのユーザーから不満を買っている。「デタラメに設置された使い勝手の最悪な公共充電ネットワークで、いつになったらわれわれが目指すカーボンニュートラルが達成できるというんだ?」と、英国三菱自動車の広報部長を務めるコナー・トゥーミーはツイートした。同社は英国で最も多くのプラグインハイブリッド車「アウトランダーPHV」を販売している。

5月29日にZap-Mapから提供された地図を見ると、4分の1近い数の充電器が使用不可となっている。それらのうち、7.5%は何らかの問題があって機能しておらず、16%は状況を通信できていないため、Zap-Mapでは使用不可と見做していた。

充電施設を提供する業者が多すぎることも問題のひとつだ。Zap-Mapには50以上の業者が登録されており、それぞれが独自にネットワークを拡げ、ある地域を1社で独占していることもある。例えばエコトリシティは、ウェルカムブレークのような高速道路のサービス・ステーションを展開している企業と独占契約を結んでいるが、その充電器の信頼性の低さは何度も指摘されていることだ。

 
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