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フェラーリSUV、V6またはV12ハイブリッドの4WD? 新エンジニアリング挑戦

2019.08.21

全く新しいエンジニアリングに挑戦

そのコンセプトはフェラーリの専用アーキテクチャを組み合わせる手腕に掛かっている。ベンテイガやウルスが、同じグループのフォルクスワーゲン・トゥアレグやアウディQ7など、多くの車種と同じMLBプラットフォームを共有しているのとは対照的だ。

プロサングエはフェラーリ・レベルのパフォーマンスやダイナミクス性能のみならず、SUVに求められる快適で使いやすいキャビンを併せ持つものになるという。

ベントレー・ベンテイガ・スピード
ベントレー・ベンテイガ・スピード

「この挑戦はフェラーリが新たなセグメントを切り開くためのものです」と、ライターズは語った。「われわれは常にとても先鋭的な地位にいます。そのため、クルマを開発する際には方針をどこに絞り、代わりに何を捨てるかを決定することが容易です」

「今回は何を捨てるかを決定するのではなく、全く新しいエンジニアリングに挑戦することになるでしょう」

フェラーリは、プロサングエの仕様については依然として口を固く閉ざしているものの、輝かしいその72年に及ぶ歴史の中で、最も急進的な方向にブランドを導くことになる理論や挑戦については喜んで語る。

2種類のフレキシブルなアーキテクチャ

このSUVのデザインは既に承認されており、様々なサイズに適応可能なフロント・ミドエンジンのアーキテクチャを使うことがわかっている。これはフェラーリの将来の全モデルを支えることになる2種類の非常にフレキシブルなアーキテクチャの1つだ。

もう1つは伝統的なミドエンジン・レイアウト用で、どちらのアーキテクチャもV6、V8、V12エンジンのすべてに適応できるだけでなく、ハイブリッドを組み合わせることも織り込まれている。デュアルクラッチ式ギアボックスをトランスアクスルに搭載し、純粋な後輪駆動と四輪駆動のどちらも可能。ホイールベースを調整することで、キャビンは2シーター、2+2シーター、4シーターのいずれにも対応できる。

フェラーリ新アーキテクチャ
フェラーリ新アーキテクチャ

ボディはクーペ、スパイダー、そしてプロサングエのようなスタイル(プロサングエにもフェラーリの伝統的な大型V12フロントエンジンGTの特徴が受け継がれるという)を作ることができ、最低地上高を引き上げたモデルにも対応できる。

 
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