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トヨタ 小型車用の新プラットフォームを公開 次期型ヤリス(ヴィッツ)に

2019.09.06

100字サマリー

トヨタがTNGAに基づく小型車用のプラットフォームを発表しました。次期型ヤリス(ヴィッツ)のほか、新しいコンパクト・クロスオーバーに採用される見込みです。

もくじ

小型車ラインナップを拡大
高剛性かつ低重心
次期型ヤリスは低くワイドに

小型車ラインナップを拡大

トヨタが、次期型ヤリスに採用する小型車用の新プラットフォームを公開した。実車の発表は2020年になる予定だ。

このGA-Bと名付けられたプラットフォームは、トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャ(TNGA)の一環に含まれる。既に中型車用のGA-Cプラットフォームが、プリウスやC-HR、カローラに、そしてさらに大きなGA-Kプラットフォームが、カムリやRAV4に使われている。トヨタは、この新プラットフォームが「小型車のデザインとドライビング・パフォーマンスを高める」ことに注力して開発されたと主張する。

しかし、もっとも重要なことは、このGA-Bプラットフォームが、様々なホイールベースや全長、全幅、全高に調節可能であるという点だ。トヨタは実際にこのプラットフォームを使って、次期型ヤリス以外にも異なるボディスタイルのモデルを投入し、小型車ラインナップの拡大を図ることを示唆している。デザイナーは「それぞれの新型車に独自の個性的なルックスを与える自由」が得られると、トヨタは述べている。

高剛性かつ低重心

トヨタはまた、先進的な構造技術によってGA-Bプラットフォームは「重量やコストは変えずに、高いシャシー剛性」を実現したと主張している。サスペンションも、トーションビームやマルチリンク式など、様々な形式を採用することが可能だという。つまり、高価格のモデルには、より高度な形式のセットアップを採用できるということだろう。

もう1つの特長は低重心化だ。ドライバーの着座位置を低く、後方に設定し、ステアリングをドライバーに近づけることが可能になるため、「より積極的に運転が楽しめるドライビング・ポジション」が得られると、トヨタは主張する。

次期型ヤリスは低くワイドに

さらにトヨタによると、これまで以上に「低くてワイドなクルマを作り出す余地がある」という。この発言は、最近テスト中の様子を写真に撮られた次期型ヤリスのプロトタイプの姿と合致する。現行モデルと比べると、そのプロトタイプは車幅が広く、かなり全高が低かった。

公式には発表されていないものの、トヨタが次期型ヤリスを発売した後、C-HRの下に位置するBセグメントのクロスオーバーを投入しようとしていることは間違いないだろう。しかし、それ以外にどのようなボディスタイルのクルマが登場するのかは、まだ謎に包まれている。

次期型ヤリスのテスト車両
次期型ヤリスのテスト車両

 
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