なぜ日産キューブは生産終了したのか 軽スーパーハイトワゴンに負けた? 復活は

2019.09.10

100字サマリー

生産終了のニュースをみて、久しぶりに日産キューブの存在を思い出したかたも少なくないでしょう。1〜3代目を振り返りつつ、キューブ生産終了の理由を小鮒康一が考えます。

もくじ

キューブ ある意味、最後のパイクカー
日産キューブ 3世代をおさらいしよう
キューブ終焉の理由 復活の可能性

キューブ ある意味、最後のパイクカー

text:Kouichi Kobuna(小鮒康一)

先週、久しぶりに自動車系ニュースサイトで名前を見た車名、それがキューブだった。

今年いっぱいで生産を終了するというニュースであり、なんとなくその日が来ることはわかっていた。

3代目日産キューブ
3代目日産キューブ

一時期は日産を代表する人気車種だっただけに一抹の寂しさを感じられずにはいられなかった。

キューブは2代目マーチのプラットフォームを流用して1998年に誕生したハイトワゴンだ。源流は1989年の第28回東京モーターショーに登場した「シャポー」というコンセプトカーにさかのぼる。

パイクカーシリーズ第3弾となったフィガロと共に登場したシャポーは、87年の東京モーターショーに登場した商用車パイクカーのエスカルゴに続いて企画されたものとアナウンスされたが、結局市販化されることはなかった。

そこから10年の時を経て登場したキューブはある意味最後の日産パイクカーシリーズと言えるかもしれない。

「アソブ、ハコブ、キューブ」というポップなコマーシャルと市場のハイトワゴン人気も相まって、若いユーザーのエントリーモデル(114.8万円~)としても需要が高かった初代キューブは、1998年から2001年まで4年連続で日産の最量販車種だった。

 
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