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航続距離548kmの純EV フォルクスワーゲンID.3発表 注文は2020年を予定

2019.09.10

100字サマリー

ビートルとゴルフで自動車業界を牽引してきたフォルクスワーゲンから、シンプルなエクステリアデザインをまとった、新しい純EVが発表されました。2020年に注文が開始され、2021年から製造が開始となる予定です。

もくじ

フォルクスワーゲンの第3章
3段階のバッテリー容量に2段階のモーター
製造は2021年から年33万台ペース
プロダクトマネージャーへインタビュー

フォルクスワーゲンの第3章

translation:Kenji Nakajima(中嶋健治)

フォルクスワーゲンとしてはゴルフ以来の重要なモデル、ID.3がフランクフルト・モーターショーで発表された。航続距離は548kmの純EVで、現地価格は2万7500ポンド(357万円)程度と見込まれている。

ID.3は2016年のパリ・モーターショーでコンセプトカーがお披露目されたクルマで、来年夏頃からの注文開始となる。その後SUVのID.CROZZ も量産へとシフトする予定。ID.のコンセプトカーとしては他にBUZZ、VIZZION、ROOMZZも発表されているが、2025年までに300万台のEVを生産するというフォルクスワーゲン・グループの計画を裏付けるものといえる。

フォルクスワーゲンID.3
フォルクスワーゲンID.3

ID.3は「すべてのひとのための電気自動車」と表現されており、車名にもその重要な位置づけが表れている。「3」とは、フォルクスワーゲンのビートルとゴルフに次ぐ、第3章を表しており、自社だけでなく世界的な自動車産業にとっても重要なモデルだと、フォルクスワーゲンは考えている。

ID.3は、純EV専用のスケーラブル・アーキテクチャとなる、新しいMEBプラットフォームを採用した初めてのクルマ。MEBプラットフォームは、ID.から当面の期間リリースされる、すべてのEVの骨格をなすという。またこのプラットフォームは、大手のフォード社にもライセンス供与するとしており、量産化によって、シャシー開発に要したコスト負担を軽くするとともに、販売価格の軽減にもつなげる意向がある。

 
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