アルファ・ロメオ・トナーレ フィアット・チェントヴェンティ 次代を担うコンセプトモデル 中編

2019.09.16

機は熟した EVパンダは2023年

より実用的なファミリーカーとして登場するモデルには、新型パンダとエステートの500ジャルディニエラにインスパイアされたモデル、さらにはSUVとしての登場が予想されるティーポの後継といったものも含まれており、デザインにはチェントヴェンティの影響を見て取ることができるに違いない。

こうした一連のモデルは「クールで手ごろ、スタイリッシュでありながらも優れた使い勝手を備える」ことになると、フランソワは言う。


「決して多くの最新技術が使われているわけではありませんが、重要なのは手ごろな価格と広々としたキャビン、素晴らしいデザイン、そして主要装備と安全性です」

だが、市場の変化だけが新型パンダの登場次期を決めることにはならない。フィアットはより厳しさを増すEU燃費規制への対応も進める必要があるからだ。

フランソワは、「すでに機は熟しています。チェントヴェンティの市販化はフィアットに新たな時代の到来を告げるものになる必要があります。1957年の500や1980年のパンダのように時代が求めるクルマです。これは決して個人的なエゴなどではなく、野心と言っても良いものです」

「社会に求められるクルマとして、手ごろなEVのシティカーを生み出したいと考えていますが、いまのところ手ごろなEVというものは相反する考え方なのです」

では、EVのパンダは登場するのだろうか?

「答えはイエスです。2025年までに、おそらくは2023年ころでしょう」

 
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