ランボルギーニ・シアンについてデザイン責任者が語る 「次世代量産モデルとの類似性はない」

2019.09.22

ボディに統合されたエアロダイナミクス

「ヴェネーノ以降、すべてのクルマにおいて、わたしはエアロダイナミクスをボディに統合したいと考えてきました。スポイラーやウイングの目立つクルマにはしたくなかったのです。エアロダイナミクスとデザインを一体化させることで、まったく新しい何かを作り上げたいと考えました」と、ボルケルトは説明する。テールライトの上に突き出したカーボンファイバー製ウイングレットは例外として、それ以外のボディ全体はエアロダイナミズムを隠すようなデザインの試みがなされている。

ランボルギーニはこのハイブリッド・ハイパーカーのシアンを、わずか63台のみ生産する計画だ。フランクフルトで一般公開される以前に、そのすべては購入者が決まってしまった。自動車業界における特権階級の慣例に従い、上得意客は内覧会に招待され、既にこのクルマを目にしているからだ。

カーボンファイバー製ウイングレット
カーボンファイバー製ウイングレット

63台のシアンは「1台ずつすべて異なる」

少数限定生産にすることで、ランボルギーニは製造過程に新しい技術を採用することができる。例えばエアベントの形状は3Dプリントにより可能になったものだ。購入者はボルケルトと直接カスタマイズについて話し合い、すべてのシアンはオーナーの好みに合わせて、ボディカラーやインテリア、ホイールなど、1台ずつ異なる仕上げがなされる。

「わたしたちは最高傑作を作り上げたいと思ったのです」と語るボルケルトによれば、購入者にとってシアンはまっさらなキャンバスとして構想されているという。「すべてのクルマは、1台ずつまったく異なるルックスになります。約束します」と、彼は付け加えた。

ランボルギーニ・シアンFKP37
ランボルギーニ・シアンFKP37

 
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