アストン マーティンDBX V8エンジンのスペックが明らかに DB11を上回る550ps

2019.09.25

100字サマリー

アストン マーティン初のSUVが12月に公開される予定ですが、同社はそのDBXに搭載するV8エンジンのスペックを、初めて正式発表しました。スポーツカーのDB11やヴァンテージ用を上回るパワーとトルクを発揮し、最高速度は290km/hを超えるとのことです。

もくじ

ニュルのラップタイムは7分台
遅れてハイブリッドやV12搭載の可能性も

ニュルのラップタイムは7分台

アストン マーティンがついに同社初のSUV、DBXに搭載するエンジンの詳細を明らかにした。実車は12月に発表される予定だ。

ベントレー・ベンテイガのライバルとなるこの新型SUVは、発売当初にまず4.0L V8ツインターボ・エンジンが搭載される。このメルセデスAMG製をベースとするエンジンは、DB11やヴァンテージといった同社のスポーツカーに搭載されているものと基本的に共通だ。しかし、DBXではその最高出力が、従来の510psから550psに引き上げられるという。最大トルクも71.4kg-mと、DB11やヴァンテージの68.8kg-mから高められており、アストン マーティン最強のV8エンジンということになる。

アストン マーティンDBXプロトタイプ
アストン マーティンDBXプロトタイプ

アストンは既にDBXのパフォーマンスについて公表しているが、さらに現在も続くテストによって、最高速度は180mph(約290km/h)を上回ることが「繰り返し確認されている」とのこと。同社初のSUVということで、これまで以上に様々な環境下で行われているテスト・プログラムには、ドイツ・ニュルブルクリンク北コースでのサーキット走行も含まれる。そこでDBXは、アストンの現行ラインナップで最もスポーツ性が高いヴァンテージと同等のコーナリング速度を記録し、ブレーキ性能はフラッグシップのDBSスーパーレッジェーラを上回っているという。これにより、8分を切るラップタイムを「何度も記録」しているとのことだ。

遅れてハイブリッドやV12搭載の可能性も

DBXはエグゾースト・サウンドも専門チームによって「中音域を高めながらも深みのある低音」にチューンされていると、アストンは述べている。チーフエンジニアのマット・ベッカーは、次のように語っている。

「SUVオーナーが求める日常的な使いやすさと洗練を念頭に置いて、4.0リッターV8ツインターボ・エンジンには設定と調節を行っています。しかし同時に、ドライバーがクルマとの一体感を味わえるダイナミクスにも大いに力を入れています」

アストン マーティンDBXプロトタイプ
アストン マーティンDBXプロトタイプ

このV8エンジンに加え、DBXには遅れてV12ツインターボ・エンジンが最上級仕様として搭載される可能性もある。さらに2020年代はじめには、ハイブリッド・バージョンも追加される見込みだ。

AUTOCARのスパイカメラマンは、既にDBXのプロトタイプのキャビンを撮影することに成功している。それはまだ完成していないことが明らかであるものの、メルセデスから供給されたエレクトロニクスやスイッチ類が、アストン独自の素材やトリムと組み合わされていることが見て取れた。つまり、アストンの既存モデルと同様ということだ。

 
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