F1人気、回復への課題 AUTOCAR英スタッフの意見 タイヤの耐久性が鍵

2019.09.28

ダミエン・スミスの意見 AUTOCARマネージング・エディター

F1については、みなさんさまざまな意見をお持ちだろう。しかし『直す』というと、F1が壊れているかのようだ。あいにくわたしはそうは思っていない。

レースは眠くなるほど退屈なこともあれば、非常に白熱することもある。ドライバーはしばしば小さなことで激昂したり、馬鹿げたことをしでかすこともある。しかし、彼らはわれわれが夢に見ることしかできないことをしているのだ。

ファンの意見に耳を傾けるべき
ファンの意見に耳を傾けるべき

いくつかのサーキットはひどいものだ。しかし、オースティンやシンガポール、それにバクなどの新しい場所はクールである。しかしF1はシルバーストン、スパ、モンツァなどをそのままにしている。F1幹部らはあぐらをかいているのだろう。一方それぞれのチームは常にチャンスをうかがい、パワーを追い求め続けている。監督やエンジニアらは0.1秒のためにどんなことでもやるのだ。

F1は手を加える必要があるのだろうか。F1はいつの時代も複雑でお金のかかるものだった。わたしはこれが好きなのだ。少し変なのかもしれないが。

マーク・ティショーの意見 AUTOCARエディター

平日夜の10時10分ごろ、10時のニュースのトピックス紹介が終わりブレクジットのシナリオ解説や政治家の質疑応答が始まると、わたしはチャンネルを回す。大抵チャンネル406のスカイF1を見るのだ。そのころはクラシックF1が放映されている。

ここ20年ほどのレースをランダムに放送しているのだが、とても面白くついつい夜更かししてしまう。ある日気づいたのは、昔のレースの方が雨が多かったのだ。

以前のバラエティ豊かなF1
以前のバラエティ豊かなF1

F1を改善するには、雨を増やしたら良いのではないか。中盤はドライで、最後に雨が降ったら面白くなりそうだ。最近では2019年のドイツGPがそれに該当する。すべてのレースを湖水地方で開催するというのは現実的ではない。しかし雨の後のタイヤ選択が勝負を面白くするのだ。

一般的にいって、F1は部外者が口出しをする余地がなく、内向的すぎるのである。タイヤ1つとっても、議論がなかなか進まないではないか。まずはタイヤのメカニカルグリップを減らしてでも耐久性を高めるべきではないか。ドライバーがタイヤの消耗を気にしすぎることなく長時間プッシュできるようになれば、レースがさらに白熱するだろう。

 
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