新型VWゴルフ8代目 発表直前情報 前編 48Vマイルドハイブリッド採用へ

2019.10.03

48Vマイルドハイブリッドを採用

ゴルフ8のエンジンについては議論が重ねられてきた。ハイブリッド技術が使われることになっていたが、その決定はマティアス・ミュラーがCEOを退任し、ヘルベルト・ディースが後任となってから覆ったとみられている。

結局、ウェルシュによれば、販売台数の多い1.0L直列3気筒および1.5L直列4気筒ガソリン・エンジンについては、デュアルクラッチ式トランスミッションと48V電装システムのみが採用されることに決まったという。

テスト中の新型フォルクスワーゲン・ゴルフ。
テスト中の新型フォルクスワーゲン・ゴルフ。

1.0Lエンジンは最高出力130ps、1.5Lエンジンは150psを発生する。これらのエンジンにマニュアル・ギアボックスも設定されるかどうかは、現時点では不明だ。

ウェルシュは次のように語った。「48Vシステムは主力のガソリン・エンジンだけで、ディーゼルには採用しません。ディーゼルは元来CO2排出量が少なく、それにエンジン自体が高価です。バランスを考えて、ガソリン・エンジンのみに採用することにしました」

「48VマイルドハイブリッドはCO2排出量を減らせるだけでなく、運転が快適になるという利点もあります。エンジンの停止/再始動がスムーズになりますし、マイルドハイブリッドのスターター/ジェネレーターがエンジンを後押しすることで全体のパワーも上がります。クルマが滑走状態で進んでいる時にもエンジンを停止することが可能です。アクセルペダルを踏めば直ちにエンジンは再始動しますが、ドライバーはそれに気付くことがないでしょう。非常に快適です」

2種類の量販ガソリン・エンジンに加え、2.0Lディーゼル・エンジンの改良版も用意される。EA288エボというコードネームで呼ばれるこのTDIエンジンは、排ガスに含まれる汚染物質を減らすために大掛かりな再開発が行われた。燃費も改善され、ターボチャージャーのレスポンスも向上。さらにエンジン自体も軽量化された。VWによれば、パワーとトルクが平均9%向上し、同時にCO2排出量は平均10g/km減少したという。

ウェルシュは新型ゴルフが「CO2排出量の点で再びクラスをリードする」と述べている。 最も低燃費な仕様は、WLTPの試験で3桁に届く(つまり35.4km/L以上)見込みだという。

「現在は認証を取得している段階ですが、すでに2つか3つのエンジンはこれを済ましています。エンジンと空力を最適化したことで、ゴルフ8のCO2排出量は大幅に改善されています」

 
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