新型VWゴルフ8代目 発表直前情報 前編 48Vマイルドハイブリッド採用へ

公開 : 2019.10.03 11:04  更新 : 2019.10.03 11:04

GTEとGTI、Rも新型に

プラグインハイブリッドのゴルフGTEは8代目にも設定される。パフォーマンスが引き上げられる一方で、パワーを抑えたプラグインハイブリッド・モデルも別に用意される見込みだ。

「現行のGTIは245psですが、次期型のGTEも同等の245psになるでしょう。それが本当のGTEです」と、ウェルシュは言う。「しかし、お客様の中には単に現在と同じようなプラグインハイブリッドを求める方もいらっしゃいます。だからわれわれは、204psのモデルも用意することにしました。そちらにはGTE専用トリムは採用せず、一見すると普通のゴルフと変わりません」

テスト中の新型ゴルフGTE。左フェンダーに充電ポート用と思われる蓋が確認できる。
テスト中の新型ゴルフGTE。左フェンダーに充電ポート用と思われる蓋が確認できる。

現行ゴルフには電気自動車版のeゴルフというモデルがあるが、新型EVのID.3がそれに取って代わるため、8代目にeゴルフはない。

次世代型のゴルフGTIは2020年後半に発表される予定だ。ハードウェアの大部分は7代目ゴルフGTIから引き継がれるが、EA888型2.0L直列4気筒ターボ・エンジンは改良を受け、最高出力が現行の245psより引き上げられるだろう。

2021年には、さらにホットなゴルフRがこれ続く。メルセデスAMG A45やアウディRS3に対抗するため、400psを超えるRプラスというモデルも最上級グレードとして登場する可能性があるようだ。

後編に続く。

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