トヨタLQ 眠気を会話で抑制「YUI」/自動バレーパーキング/自動運転EV

公開 : 2019.10.11 13:30  更新 : 2021.10.11 13:51

拡張現実もパナソニック

同じくパナソニックと共同開発しているのが、AR-HUDだ。

これはAR(拡張現実)表示ができるヘッドアップ・ディスプレイであり、フロントガラス越しに見える風景に、注意喚起情報(車線・標識など)や経路案内といった運転サポート情報を、立体的に分かりやすく投影するもの。

トヨタLQ
トヨタLQ

LQの前方7m~41mの奥行きを持つ大画面(230インチ相当)に虚像を表示することで、ドライバーの視線移動を低減する。

LQ 主要諸元

全長×全幅×全高:4530×1840×1480mm
ホイールベース:2700mm
乗車定員:4人
パワートレイン:EV
車両重量:1680kg
航続距離:300km程度

トヨタLQ
トヨタLQ

市販化を想定

実はこのLQ。市販車開発への流れのなかで生まれたコンセプトカーであり、ただのショーモデルとして役割を終えるクルマではない。

パワートレインは「EV」とだけ発表されており、その航続距離は300km程度とされている。

トヨタLQ
トヨタLQ

そんなLQであるが、まずは東京オリンピックで、聖火リレーの隊列車両、マラソン競技の先導車として運営をサポートするという。

なお、今月下旬に開催される東京モーターショーには、このLQの実車が展示されることが分かっている。

記事に関わった人々

  • 前田惠介

    Keisuke Maeda

    1962年生まれ。はじめて買ったクルマは、ジムニーSJ30F。自動車メーカーのカタログを撮影する会社に5年間勤務。スタジオ撮影のノウハウを会得後独立。自動車関連の撮影のほか、現在、湘南で地元密着型の写真館を営業中。今の愛車はスズキ・ジムニー(JB23)

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