ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ 英国クロスカントリー選手権に挑戦 ラリー世界への第一歩 後編

2019.11.10

番外編:ボウラー・ディフェンダー・チャレンジ

ボウラーからクラブレーサーのディフェンダーが登場したのは2014年のことであり、オフロードモータースポーツの間口を広げるべく、ワンメイクシリーズ用のマシンとして設計されたものだ。

コストを抑えるため改造箇所は比較的少ないものの、ボービントンのようなコースであれば効果は絶大だ。

フォード製2.2Lターボディーゼルは172psを発揮するが、このクルマにはこれで十分だ。
フォード製2.2Lターボディーゼルは172psを発揮するが、このクルマにはこれで十分だ。

ディフェンダーがベースであることを考えれば非常に機敏であり、2235mmとその高い重心に対しては短いホイールベースのお陰で時には神経質に感じるほどだ。コ・ドライバーのトムリ―が言うとおり油断してはいけない。

では、このマシンは速いだろうか?

そう感じる。フォード・トランジット由来の2.2Lターボディーゼルはマッピングを変更することで、このクルマには十分な172psと44.7kg-mを発揮しており、リアにはリミテッドスリップディフェレンシャルを備える。

それ以外、50対50のトルク分配機構を持つ駆動系はスタンダードなままとなるが、5速マニュアルギアボックスのシフトレバーは使いやすいように延長されている。

キャビンにはレーシングタイプのバケットシートとロールケージが組み合わされており、ディフェンダーを所有したことがなければ、非常に居心地の良い空間だと感じるだろう。

森林セクションに入るとアップライトなドライビングポジションを不安定に感じるが、小径のステアリングホイールは扱いやすい

シャシーにはさまざまな改良が施されている。ボウラーではビルシュタイン製ダンパーに締め上げたスプリングとアンチロールバーを組み合わせ、さらには軽量な18インチアルミホイールを採用している。

さらには、ワークスによるフルサポート体制も整っており、どんな部品も入手することができる。

 
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