【SVOの世界へ】ヴェラールSVAダイナミック、FペースSVR 英国で磨かれた理想のSUV

世界最大の寒冷地テスト施設に潜入 極寒の世界 秘密は「スノーハウ」 前編

2019.11.16

注目は屋内高速サーキット 超現実の世界

この計画のなかでももっとも注目すべきは巨大な屋内の高速サーキットであり、インドアXと名付けられたこのコースの面積はサッカー場8面分に相当する6万平方メートルにもなる。

今回、インドア2と呼ばれる350mのストレートと9mのコース幅を持つキドニー型のオーバルコースで、何台かのテストワールドが所有するプロトタイプ車両のステアリングを握ることを許されたが、インドアXはインドア2の3倍もの広さになるという。

英国版AUTOCARスタッフがテストワールドの氷を破壊する。
英国版AUTOCARスタッフがテストワールドの氷を破壊する。

初めて真新しいアスファルト舗装が施されたテストワールドのコースへと足を踏み入れた時には、まるでこれは現実ではないように感じられた。

明るく暖かな日差しを受け、多少湿気はあるかも知れないが雪や氷とは無縁の世界から、断熱材をほどこされたドアを開け一歩足を踏み入れると、温度は直ぐに-10℃まで下がり、分厚いジャケットのシッパーを上まで引き上げて吐く息は真っ白だ。

まるで工場のような印象の建物の内部を照明が明るく照らし出しており、400mほどのコースの片側は完全に氷結している一方、反対側はウェットの状態を保っている。

ここはインドア4とインドア5と呼ばれる施設であり、8m幅の2本ある205mのコース表面では、氷やドライ、ウェットだけでなく、さまざまな路面状況を再現することができる。

 
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