フォード・マスタング・マッハE 純EVのSUV発表 テスラ・モデルYのライバル

公開 : 2019.11.18 14:35  更新 : 2019.11.19 00:17

スポーツカーのようなクルマを目指した

マスタング・マッハEには、2種類のバッテリーと3種類の最高出力が設定される。エントリーグレードは、75kWhのバッテリーに257psのモーター1基を搭載し、後輪を駆動。さらに99kWhのバッテリーと289psのモーター1基という組み合わせもある。

最大トルクはいずれも42.3kg-mで、航続距離はおよそ450kmと595kmになる。0-100km/h加速はいずれも8秒以下を掲げている。

フォード・マスタング・マッハE
フォード・マスタング・マッハE

ツインモーター仕様では、75kWhと257psの組み合わせと、99kWhに336psの組み合わせ。どちらも最大トルクは59.2kg-mで、0-100km/h加速は7秒を切る。航続距離は418kmと540kmとなっている。

ボディサイズは全長4712mm、全幅1881mm、全高1597mm。ジャガーIペイスメルセデス・ベンツEQCとの中間くらいの大きさだ。車重は1993kgから2218kg以上とされている。最高速度は178km/hでリミッターがかかる。

荷室容量は402L。フロントトランクの内側にも100Lの防水空間が用意されている。バッテリーは家庭用AC充電器のほか、DC急速充電器なら最大150kWまでの受電容量に対応する。

フォードは、まだ走行性能の具体的な数字は明らかにしていない。チーム・エジソンのドリット・ハースは、「スポーツカーのようなクルマを目指しました。(マスタング・マッハEは)高性能EVです。直線加速だけでなく、操縦性や敏捷性でも。乗り心地も重要ですね」 と述べている。

メキシコで製造されるマスタング・マッハEは、注文受付も開始された。オンライン上で販売され、2020年10月頃からデリバリーが始まるという。価格は未定だが、英国では4万ポンド(560万円)から。ファースト・エディションは6万ポンド(840万円)になる見込み。

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