【ついにタントが首位】11月は2万台販売 でも通年では? Nボックス、約7万台リード

公開 : 2019.12.06 19:47  更新 : 2019.12.06 21:39

市場動向 節約志向か

10月期の軽自動車ランキングに話を戻そう。第3位に入ったのはスーパーハイト・ワゴンの首位争いの一角に据えられるスズキスペーシアで、前年同月比8.5%増の1万2820台ながら1ランクダウンに甘んじる。

続く第4位には、同6.3%増の1万2137台を達成した日産デイズが前月と同順位で入った。ちなみに、登録車と合わせた車名別ランキングでは、ダイハツタントホンダNボックス、スズキ・スペーシア、日産デイズ、トヨタカローラの順になり、トップ3を2か月ぶりに軽自動車が占める。

日本カー・オブ・ザ・イヤー「スモールモビリティ部門賞」を獲得した日産デイズ。RJCカーオブザイヤーに続く快挙。
日本カー・オブ・ザ・イヤー「スモールモビリティ部門賞」を獲得した日産デイズ。RJCカーオブザイヤーに続く快挙。

消費税増税の対応策として国は自動車税の減税を実施しているが、軽自動車は対象に入っていない。にもかかわらず軽自動車が上位を占めたのは、市場の節約志向が高まっている証なのかもしれない。

注目のニューモデルの動きも見ていこう。

検査体制の再構築を図るとともに増産体制に入ったスズキ・ジムニーは前年同月比6.3%増の1978台で第12位にランクイン。また、10月にシリーズの第4のモデルとなるGRスポーツを発売したダイハツ・コペンは、同19.8%増(345台)を成し遂げた。

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